ミッション:インポッシブル フォールアウト 10回目の鑑賞 | himawari's diary

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『ミッション:インポッシブル  

                  フォールアウト』10回目の鑑賞























オープニングのベルファストで

イーサン(トム・クルーズ)が

ミッションを受け取る際の

合言葉がカッコいいです

このシーンは薄暗いのですが

トム・クルーズの彫りの深い顔(特に目)が

際立つライティングも良かったです



“運命が戦士にささやく”

“嵐がくる”

“戦士の答えは?”

“私が嵐だ”



これは中国の三国時代の詩人 

曹植(曹操の息子)の

「洛神賦」からの引用だそうですが

美しい一節ですね



平昌オリンピックで中国の解説者が

羽生結弦くんの演技を称えて

この一節を使ったというのも

素晴らしいと思います









実は ストーリー的に

微妙に疑問に思う点もあったのですが

何度も観ている内に 自分なりに解釈して

納得できてきました



今作は初めて前作から続投の

クリストファー・マッカリーが

監督しているだけあって

前作からの絡みがあるのが面白いです


そして今作初登場キャラの

ホワイト・ウィドウ

(ヴァネッサ・カービー)が

1作目の武器商人マックス

(ヴァネッサ・レッドグレイブ)の娘

という設定も興味深い繋がりです

演じている女優の名前が同じだというのも

不思議なご縁ですね



他にも過去作品を思い出させるシーンが

色々あるので このシリーズを

ずっと観てきている人にとっては嬉しいし

製作陣の過去作品へのリスペクトも感じます



変装時に使用するマスクを作る技術などが

だんだん進化してしてきているのも

面白いです



そして何より驚きは

アクションの進化ですね

何度観ても「スゴい‼︎」です